
大阪府臨床心理士会の中にある部会をご紹介します。会員同士の自己啓発や研修会を通じて質の高いカウンセリングが持てるよう活動しています。
部会の活動
教育部会
本部会は、幼稚園・小学校・中学校・高校・大学や教育センター・教育研究所などの教育機関で働く臨床心理士を中心に構成されています。教育領域の臨床心理士が相互に質を高めあい、臨床心理士間の交流を深めることを目的に、自主的な勉強会や他職種との合同研修会を定期的に開催しています。いじめや不登校などの生徒指導上の問題、近年社会問題となっている虐待や発達障害、さらには学校内で起こる事件や事故などを対象に、当事者(幼児、児童生徒、学生)やその家族だけはなく、教職員等に対しても専門的な立場から心理的援助や助言を行っています。具体的には、本人・保護者との面接のほか、教職員へのコンサルテーションを実施し、必要に応じて他の機関と連携する場合もあります。
医療関係部会
医療関係部会の特徴として、会員の所属する医療形態の多様性があります。また、各所属する医療の場の他のスタッフの多くが資格集団であることも大きな特徴です。
一日も早い、一層国民の役に立つよう臨床心理士の国家資格が出来ることを望んでいます。そのためにも、皆さんからのアンケ−トを参考にしつつ、次の二つを軸に今後も研修を進めて行く必要があります。1つは、チ−ム医療での更なる貢献が出来るよう研修をし他職種の人たちとの連携を高める 2つ目は、さまざまな医療形態への理解と所属場での臨床心理士としての自己研鑚を重ねること、です。そして、なによりも臨床心理行為が世の中の役に立つことに向けて会が発展し、後進につないでいけるように取り組んで行きたいと思います。
司法・矯正部会
司法・矯正部会で取り扱う問題は、非行や犯罪に限ったことではない。犯罪被害者支援をはじめとし、児童虐待や親権・監護の子どもの問題、DVなどの夫婦関係や離婚の問題など、臨床心理士として関わっていかねばならないことが山積みである。
司法・矯正の機関での臨床活動は他の部会の臨床とは違って、独特のアプローチがあることが大きな特徴である。また一つの機関だけでケースが終局することはほとんどなく、各機関や心理士間の連携が何よりも重要となる。それだけに、密接な相互の意思疎通と研鑽を図っていくことが必要であり、他の部会と協働しての研修会などを企画していきたい。
福祉部会
福祉部会員(約90名)の所属は各種施設、相談機関、自治体等多方面にわたり、職務内容も各種相談、査定、支援計画策定・実施と盛りだくさんです。一方、福祉臨床のありかたも制度、需要の変化や利用者支援のあり方、方法論の進展に伴い、来談中心のものから、早期発見・対応、さらには虐待対応のように積極的な介入から関係修復も、と変化してきています。利用者へは生涯発達を軸にした見方を、支援者側としてはよりよき福祉サービスの提供を、また適切なリエゾン、リファーを行ってゆくことになります。そのためまずは分科会でお互いの業務・職場情報を知り合うことや、ケーススタディを通して福祉臨床の情報を共有してゆくことから始めています。会員の皆様の自主的な参加ご協力により運営委員会を中心に活動してゆきます。
私設相談部会
私設相談部会に所属している公式メンバーは19名が登録されている。しかし研修会の分科会などに於いては他部会からの参加も歓迎している。当会は、一般社会のフィールドに於いて、私設相談としてのスタンスで専門性を提供し、社会の要求に応えていける力をつける為に、これ迄の会合では、お互いが何をどんな風にしているのかを話し合い、夫々の事業所の特色やら独自性を披瀝し合って理解を深めてきた。
今後の活動の予定としては、生きていくことに伴う悩みをもつ人に対して、どこへ行けばいいのかを判断できる為に心ある私設相談臨床家が等しく情報開示しクライアントに優しいサービス体制をつくる。適時・適所・適者・適法・適価をクライアントの心に沿った情報開示サービスを提供すべくホームページ作成をてがける。
産業部会
この分科会は、働く人の心理援助に関心のある方なら誰でも大歓迎です。メンバーは現在約40人。企業内のメンタルヘルス対策に従事している人、社員相談室のカウンセラー、EAP企業(複数の公的機関や民間会社と契約して職員・従業員援助プログラムを提供する企業)あるいは健保組合に属するカウンセラー、スクールカウンセラー、常勤、非常勤、私設相談室で働く人々と出会っているセラピストなどなど、多彩な顔ぶれです。
日頃の臨床場面で体験する悲喜こもごもを大切にして、話し合えたらと思います。クライエントのこと、職場で連携する人々とのこと、そして援助者自身のケアのことなど、私たちにとって大切なテーマや課題を研修することで、一層向上してゆきたいと思います。よろしくお願いします。
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