研修会情報 | 大阪府臨床心理士会

研修会情報

追加情報

開催日程
2025年2月15日(土)13:30~17:30
会場
オンライン開催
テーマ
「災害メンタルヘルス」から従業員の心のケアを考える~組織はどう対応すべきか?~
備考

 

<講師>廣川進先生(法政大学 キャリアデザイン学部 教授)
 
<参加費>
一般:8800円(税込)
優待※:7000円(税込)
学生:4400円(税込)
※優待の対象については添付資料をご確認ください。
 
<講座の概要>
 台風、地震など災害大国日本では「災害メンタルヘルス」の観点からの心のケア理解が重要です。
 災害には自然災害の他にも事故・事件(人災)も含まれ、「危機介入」の組織的アプローチも不可欠です。
 今回は危機介入・対応の具体的事例についてのグループ討議も行いながら実践的理解を深めます。
 
 
<お申込について>
 
<お申込締切>2025年2月5日(水) 
 
<注意事項>
・今回の講座はグループ討議を実施いたします。そのため聞くだけの受講はご遠慮いただいております。
・アーカイブ配信はございません。

追加情報

開催日程
・第1部 ライブ配信:2025年3月4日(火)19:00~21:00 アーカイブ視聴期間:2025年3月7日(金)~無期限 ・第2部 ライブ配信:2025年3月11日(火)19:00~21:00 アーカイブ視聴期間:2025年3月14日(金)~無期限
会場
オンライン開催
テーマ
オンラインセミナー「吃音の基礎知識と心理支援」
備考

オンラインセミナー「吃音の基礎知識と心理支援」

■概要

 本セミナーは吃音の子どもやその保護者と関わる可能性があるスクールカウンセラー、学校教師、療育センターや教育センターの支援者、医療機関の関係者などに役立つ内容となっています。

・第1 吃音の原因と治療:「気づかせない方がいいよ」とアドバイスは古い!

 吃音症は幼児期に約5%に発症し、小学生以上では1%までに自然回復する疾患です。吃音は連発、伸発、難発の3種類ありますが、その原因及び治療について、過去と現在は全く違うものに変化しています。原因論として、話し方の真似や、左利き、親が吃音のある子に意識させること、遺伝や体質ではない、と言われていた歴史がありましたが、現在は吃音の原因について体質の要因が8割であると分かっています。

 治療に関しては、戦前は「吃音は治せる」という認識でしたが、現在は吃音とうまくつきあっていくことが重要と考えられています。吃音は多様性の一つと考えられているのです。

 ただ、ユーザーやその保護者からの「吃音はなおりますか?」という質問に答えられる科学的根拠を共有したいと思います。吃音のエビデンスを知ることが、相談を受ける方の自信につながるのです。

 また、吃音のメカニズムも説明します。「緊張するから吃音が出る」のではなく、吃音は発話のタイミング障害が主で、不安や緊張は二次的な要因です。そうした吃音のメカニズムに応じた支援法についてもお伝えします。

・第2 吃音のある小中高生の支援:3方向の支援を知っていますか?

 吃音症の支援として、3つの方法があります。1つ目は吃音そのものの発話の支援、2つ目は話の聞き手の支援、3つ目は吃音のある子の心理面の支援です。

 吃音そのものの発話支援とは、吃音を軽減する手段、吃音の波を理解すること、自然経過を待つことです。

 話の聞き手の支援は非常に有用です。子どもたちからのからかいやいじめの対応法として、早期に担任教師などからクラスの子たちに吃音の説明をすることです。からかいやいじめは、真似・指摘・笑いの3種類のいずれかであることが多く、子どもと吃音の話題をオープンにすることで防ぐことができます。

 学校の中での困難場面として音読や発表、健康観察、日直、職員室の入室時の挨拶などがあり、吃音のある子は多岐な場面で困難感を感じます。困り感を子どもとオープンに話し、合理的配慮を利用する方法も解説します。

 吃音のある子は発話場面に心理的に不安や恐怖を感じます。吃音の二次障害として、社交不安症の併発の割合が高く、不登校にも関連していることが知られています。

 こうした吃音の子どもやその保護者、教師などに対する支援について詳しく解説する予定です。

■本セミナーで学べること

・吃音の原因の変遷

・吃音の自然経過

・吃音の治療の変遷

・吃音の3つの問題とその支援

・吃音のメカニズムを考慮した支援

■講師

菊池良和 先生

 所属:九州大学病院耳鼻咽喉・頭頸部外科助教

 資格:医師、医学博士、等

 経歴:九州大学医学部を卒業し、大学院では臨床神経生理学教室で、「脳磁図」を用いた吃音者の脳研究を行い、国内外での受賞。現在、九州大学病院耳鼻咽喉科で吃音外来を担当し600名以上の診察歴あり。吃音の著書は15冊出版し、吃音の講演会を全国各地で行っている。医師の立場で吃音の臨床、教育、研究を精力的に行っている。

 受賞歴:最優秀論文賞(耳鼻と臨床)、第39回日本臨床神経生理学会学術大会:優秀演題賞、等。

 研究テーマ:吃音の社交不安症

■日時

・第1

ライブ配信:202534日(火)19:0021:00

アーカイブ視聴期間:202537日(金)~無期限

・第2

ライブ配信:2025311日(火)19:0021:00

アーカイブ視聴期間:2025314日(金)~無期限

■参加費

4,500

体調不良、急用、家庭の用事など個人的な理由であってもキャンセルの場合には返金します。

・支払い方法は銀行振込、コンビニ払い、クレジットカード払いがあります。

・自治体などで請求書払いが必要な方は以下の申し込みフォームからご連絡ください。

https://s-office-k.com/professional/seminar-bill

■オンライン開催

・ライブ配信はZoomを用いています。

・アーカイブ視聴はVimeoを用いています。視聴可能かどうかは以下のテスト視聴のページをご覧ください。映像と音声がうまく再生できていればアーカイブは視聴可能です。

https://vimeo.com/871296525

■参加資格

 臨床心理士、公認心理師、医師、心理職、カウンセラー、精神保健福祉士、社会福祉士、言語聴覚士、理学療法士、作業療法士、介護福祉士、看護師、保育士、教師などの資格をもつ対人援助の専門家、大学院生など。吃音の子どもやその保護者の支援などに興味を持っていればどなたでも参加可能です。

■臨床心理士更新ポイント

臨床心理士の更新のために必要な要件を満たしてないので、ポイントは取得できません。

■申し込み期日

・ライブ配信に参加の方:2025311日(火)まで

・アーカイブ視聴を希望の方:無期限

■主催

()心理オフィスK https://s-office-k.com/

■その他のセミナーの一覧

https://s-office-k.com/professional/seminars

■詳細と申し込み

参加希望者は以下から申し込みください。

https://s-office-k.com/product/semi-stuttering-support

追加情報

開催日程
2025年1月1日(水)~2月28日(木)
会場
オンライン(録画視聴)
テーマ
マインドフルネス
備考
【概要】
マインドフルネスの基本から応用までを一度に学べる、ワークショップセットをご用意しました!
「ゼロから学ぶ!マインドフルネス臨床実践ワークショップ」では、マインドフルネスの基礎理論や実践スキルをゼロから学びます。講義だけでなく教示に合わせたマインドフルネスの実践を通じて、実際にマインドフルネスを体験して頂き、明日からすぐに活用できる実践的な知識を身につけることができます。
「ゼロから学ぶ!産業支援に活かすマインドフルネスWS」では、企業や組織でマインドフルネスを導入・活用するためのポイントをお伝えします。講義だけでなくマインドフルネスワークを通じて、産業支援におけるマインドフルネスの応用方法を学んで頂けます。是非ご覧ください!
※本セミナーは過去に実施した「ゼロから学ぶ!マインドフルネス臨床実践ワークショップ」及び「ゼロから学ぶ!産業支援に活かすマインドフルネスWS」と同内容です。これまでに多くの再販のご希望を頂いたため、再度お送りするものです。既にご覧頂いた方は内容が同じなのでご注意ください。
 
【本講座で学べる事(抜粋)】
・マインドフルネス基礎理論
・5つのマインドフルネスプラクティス
・実践のポイント
・産業導入プログラム例
・10以上のマインドフルネスワーク
・導入のポイント
・etc...
 
【セミナー時間】
10時間
・ゼロから学ぶ!マインドフルネス臨床実践ワークショップ(5時間)
・ゼロから学ぶ!産業支援に活かすマインドフルネスWS(5時間)
 
【会場】
オンライン(録画視聴)
【期間】
2025年1月1日(水)~2月28日(木)
 
【申込締切】
2025年2月24日(月)まで
 
【受講料】
・10時間セット:7,000円(税込)
・ゼロから学ぶ!マインドフルネス臨床実践ワークショップ(5時間)のみの場合:5,000円(税込)
・ゼロから学ぶ!産業支援に活かすマインドフルネスWS(5時間)のみの場合:5,000円(税込)
 
【講師】
喜田 智也
臨床心理士、公認心理師
早稲田大学大学院人間科学研究科修了
日本マインドフルネス学会会員
早稲田大学人間科学部 eスクール教育コーチ      
株式会社ポルトクオーレ 代表取締役
NPO法人マインドフルネスリテラシー協会 理事長
 
【対象】
心理支援者および大学生、大学院生
【臨床心理士ポイント】
臨床心理士ポイント申請予定
【申込み方法】
こちらのフォームよりお申込みください
 
【主催】
オンライン心理セミナーCAP/FLIFE
 
【お問い合わせ先】
オンライン心理セミナーCAP/FLIFE
代表 奥本浩司
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追加情報

開催日程
無期限
会場
オンライン
テーマ
アーカイブ視聴「投映法による心理アセスメント入門」
備考

アーカイブ視聴「投映法による心理アセスメント入門」

■概要

 私は刑事裁判で、心理鑑定を引き受けることが多いのですが、投映法(投影法)の魅力を痛感します。心理鑑定の場合、面接で感じたことや臨床像から得られたことを客観的に表現するのに、心理テストはその裏づけとなります。また、投映法は面接ではまず気づかないような理解ももたらしてくれます。ですから、今度は心理テストで気づいた疑問を面接で具体的に確認していくということも重要になります。このような心理鑑定の技法にも若干触れます。

 今回は、動的家族画やTAT、バウムテストを中心にお話しし、風景構成法、MSSM法、テストではないのですが箱庭などにも言及します。基本的には、バウムテストの原理をしっかり理解することができれば、臨床的な応用が利きます。バウムテストについては、私の手作りの資料も用意します。またTATはあまり勉強する機会や場がないようですので、長年の私の体験をもとに、基本的な原理、使用法、解釈などをお話します。

 投映法は臨床を生き生きとしたものにすると言えます。投映法を行うことによって、意図しない治療効果が生じることもあります。そんなことにも若干言及してみたいと思います。初心者からある程度テストに習熟している方にもお役に立つような内容にしたいと思います。

*ワークで使いますので、A4の白紙を4枚程度とえんぴつ(シャープペンシル)をご用意ください。

・配布資料の一部

https://s-office-k.com/wp/wp-content/uploads/2024/08/semi-projective-method-test-resume-image.jpg

・動画の様子の一部

https://www.youtube.com/watch?v=hNiVjFH9ja8

■本セミナーで学べること

・動的家族画の原理と使用法、解釈法

・バウムテストの原理と使用法、解釈法

TATの原理と使用法、解釈法

・面接技法に生かせる投映法

・心理テストをすることによって生じる、意図しない治療効果

■講師

村尾泰弘 先生

 所属:立正大学社会福祉学部教授、NPO法人神奈川被害者支援センター理事長

 資格:臨床心理士、公認心理師

 専門領域:犯罪臨床心理学、家族療法、アートセラピー

 出身大学院:横浜国立大学大学院教育学研究科

 経歴:19813月横浜国立大学大学院教育学研究科修士課程修了。家庭裁判所調査官として少年非行や離婚など多くの家庭問題にかかわった後、立正大学 専任講師、助教授を経て、現在、立正大学社会福祉学部教授。NPO法人「神奈川被害者支援センター」理事長、「家族相談士・家族心理士資格認定機構」理事長、日本司法福祉学会前会長。臨床心理士・公認心理師としても活動している。

■収録時間

5時間00分(ワーク含む)

■アーカイブ視聴期間

無期限

■参加費

5,000

体調不良、急用、家庭の用事など個人的な理由であってもキャンセルの場合には返金します。

・支払い方法は銀行振込、コンビニ払い、クレジットカード払いがあります。

・自治体などで請求書払いが必要な方は以下の申し込みフォームからご連絡ください。

https://s-office-k.com/professional/seminar-bill

■オンライン開催

アーカイブ視聴はVimeoを用いています。視聴可能かどうかは以下のテスト視聴のページをご覧ください。映像と音声がうまく再生できていればアーカイブは視聴可能です。

https://vimeo.com/871296525

■参加資格

 臨床心理士、公認心理師、医師、心理職、カウンセラー、精神保健福祉士、社会福祉士、言語聴覚士、理学療法士、作業療法士、介護福祉士、看護師、保育士、教師などの資格をもつ対人援助の専門家、大学院生など。心理テスト、投映法、描画法などに興味を持っていればどなたでも参加可能です。

■臨床心理士更新ポイント

臨床心理士の更新のためのポイントを2条(4)の項目(2ポイント)で申請する予定です。また、アーカイブ視聴でもポイント取得可能です。

■申し込み期日

無期限

■主催

()心理オフィスK

このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。

https://s-office-k.com/

■その他のセミナーの一覧

https://s-office-k.com/professional/seminars

■詳細と申し込み

参加希望者は以下から申し込みください。

https://s-office-k.com/product/semi-projective-method-test

追加情報

開催日程
2025年3月20日(祝・木)、22日(土)、23日(日)の3日間(各日9:00~17:00の計24時間)
会場
①クリスタルタワー(大阪府大阪市中央区城見1-2-27)または②ZOOMでのオンライン受講
テーマ
ASD思春期のためのSST PEERS®︎指導者養成トレーニングセミナー
備考

【2025年3月PEERS®︎指導者養成トレーニングセミナーのご案内】

 

【PEERS®︎(ピアーズ)とは】

思春期の自閉スペクトラム症(ASD)や社会性に課題のある子ども達に向けに作成されたエビデンスのあるソーシャル・スキル・トレーニング(SST)です。

アメリカ UCLA(カリフォルニア・ロサンゼルス大学)の研究者エリザベス・A・ローガソン博士によって開発された認知行動療法的視点と保護者のサポートを取り入れたプログラムであり、日本でもその効果が報告されています。

 

【セミナーの概要】

3日間の指導者セミナーでは、カリキュラムの詳しい内容に加えて、各セッションの実践場面についての動画視聴、具体的な指導方法の要点やヒントをお伝えします。また、子どもがスキルや自信を身につけていくプロセスと重要なポイントを学ぶことができます。

セミナー受講後には、UCLA認定の指導者資格が授与されます。これまで様々な分野から多くの方に参加して頂き、PEERS®︎指導者資格を取得された専門家の方々が、医療、福祉、教育、研究機関など日本各地でPEERS®︎プログラムを実践されています。

 

 

【開催日時・場所等】

日程:2025年3月20日(祝・木)、22日(土)、23日(日)の3日間(各日9:00~17:00の計24時間)

 

講師:山田 智子

 

会場:①クリスタルタワー(大阪府大阪市中央区城見1-2-27)または②ZOOMでのオンライン受講

 

定員:40名

 

参加費用:138,600円(税込み・資料代含む)

 

申込み先:PEERS®︎指導者養成トレーニングセミナー参加申し込みフォーム

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSegb2ki64lVMQR8BL1ZcHq-wIak-YNmoUIa1X5pa-45phV85A/viewform

 

公式サイト:PEERS®︎プログラム指導者養成セミナーのご案内 https://sstar.or.jp/archives/525

 

【講師プロフィール】

小児発達学博士、UCLA PEERS®︎Certified Provider、臨床心理士、公認心理師、特別支援教育士。UCLA PEERS®︎ Certified Provider(思春期向けプログラム)、School based program(学校向けプログラム)、 Young Adult program(成人期向けプログラム)の指導者資格を取得し、現在、日本では唯一となる UCLA 公式認定を受けた(PEERS®︎Certified)「PEERS®︎指導者養成トレーニングセミナー」を開催。

追加情報

開催日程
2025年4月-2026年3月
会場
オンライン開催および会場開催(各研修により異なる)
テーマ
サポチル関東主催 通年少人数研修グループ
備考
2025年度サポチル関東主催研修グループのご案内
 
サポチル関東では、次年度は次の3つの研修が新たに開講します!
・子どもの精神分析的セラピーGSV(スーパーヴァイザー:小笠原貴史)
・初学者向けワークディスカッション(ファシリテーター:中岡裕美)
・発達ワークディスカッション(ファシリテーター:村田朱美)
※GSVはハイブリッド開催、初学者向けおよび発達ワークディスカッションは、会場開催およびオンライン開催です。
 
また、こちらも例年好評を頂いている研修グループです。いずれもオンライン開催です。
・スクールカウンセリングGSV(スーパーヴァイザー:鈴木誠)
・クライン講読セミナー(講師:福本修)
 
詳細は、添付PDFおよびHPのお知らせをご覧下さい。
それぞれの趣旨や対象、日程、受講料など詳しく掲載しております。
 
年内に定員に達するグループも例年ございますので、どうぞお早めにお申し込み下さい。
 
 ★HPお知らせ: https://sacp.jp/2024/12/19/7576/
    ★︎申込URL : https://forms.gle/z8k8uJNht36XzPdN6
 ★締切り : 2025年2月28日(金)
 ★お問い合わせは、このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。まで
 
少人数の体験を通した学びの場へ、ぜひご参加をお待ちしております。

追加情報

開催日程
2025年4月-2026年3月
会場
Zoomによるオンライン開催
テーマ
事例検討から学ぶ 子どもの心理臨床 — こころの痛みに向き合うために —
備考

2025年度のサポチル関東臨床セミナーは、「事例検討から学ぶ子どもの心理臨床 —こころの痛みに向き合うために—」と題し、事例検討を軸に据えて、子どもの心理臨床の経験を深めていきます。

子どもたちの心の痛みに向き合うために支援者である私たちはどのようなまなざしを持てばよいでしょうか。支援者のまなざしは、傷ついた子どもたちにとってどう作用するのでしょうか。臨床現場では、困難さを抱えている子どもだけではなく、養育者や子どもと関わる大人も心の痛みを抱えています。あるいは、そのことに何とか触れないように日々を送っています。そのような状況で、支援者やセラピストにとって、いかなる臨床的なまなざしが有効に作用するのでしょうか。

精神分析的観察の理解や姿勢にもとづき、学校、病棟、児童養護施設など多様な現場での実践事例を検討していきます。クライエントのこころを理解するには、もちろん支援者との関係性を理解することも重要ですが、その援助の関わりが生じている文脈や勤務する組織力動も深く関わってきます。クライエントが抱える問題が困難であるほど、その関係性や文脈の中で支援者のまなざしは影響を受けることになるでしょう。臨床的なまなざしは、単に見ることではなく、臨床姿勢そのものと言えるかもしれません。

参加される方にとっては、各回で検討する事例が自身と異なる臨床実践の現場であったとしても活かすことのできる臨床的なまなざしについて、多面的に検討する機会となることでしょう。

また、12月21日の第5回「脳の発達とまなざし」では、脳神経科学の知見についての講義を中心として、胎児期から児童期、思春期に至るまで、養育者や支援者のどのようなまなざしが重要となってくるのかを議論します。特に、発達障害とトラウマに着目していきます。

★お申し込みはこちらからもできます→https://x.gd/bfI63

定員:60名

対象者:臨床心理士、公認心理師、医師、それに準ずる専門家、大学院生・研修生

受講料:40,000円

申込締切:2025年2月28日

お問い合わせは、このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。まで。

※実際の臨床事例を扱うセミナーのため、受講者の皆さまにはお顔を画面に表示した状態にてのご受講をお願いします。何卒ご了承ください。

※本セミナーは日本臨床心理士資格認定協会の「定例型研修会(4ポイント)」として承認されていますので、7割以上出席の方に「研修証明書」を発行します。

 みなさまのご参加をお待ちしております!

追加情報

開催日程
2025年3月16日(日)10:00~15:00
会場
オンライン開催(zoom)
テーマ
第30回セリエ研究会「マインドフルネスとコンパッションの実践」
備考

30回セリエ研究会のご案内

 

「マインドフルネスとコンパッションの実践」

主催 株式会社総合心理教育研究所

日時 2025316日(日)10:0015:00

*臨床心理士ポイント(2ポイント)で申請予定:ポイントが必要な方は5hの参加、ポイントが不要な方は途中参加、途中退室OKです。

方法 オンライン(zoom

*ご自身のビデオのONOFFはご参加の皆様にお任せしております。

*ディスカッションは設けませんので、ご質問・ご感想のある方のみご発言いただいております。

*講義の間に休憩時間はございますが、お昼休みは設けておりません。昼食については適宜おとりください。

参加費 5500(税込)

開催内容

「マインドフルネス×カウンセリング:理論と実践」 嵯峨山よしこ先生

近年、マインドフルネスはストレス軽減や心の健康増進に効果的な方法として注目されています。

本セミナーでは、マインドフルネスの基本概念からカウンセリングへの具体的な応用方法まで、実践的な内容を提供します。

心理療法での活用事例も紹介し、臨床の場で即活用できるスキルについてお伝えする予定です。

「コンパッションに関するエクササイズの実践」 梅田亜友美先生

コンパッション(慈悲,思いやり)は近年国際的に注目を集めている概念です。メンタルヘルスを考える上で非常に重要なものであり,年々コンパッションのニーズが高まってきています。今回はコンパッションの概要を簡単に紹介した後に,コンパッションを高めるエクササイズを実際に体験していただきます。みなさんのセルフケアや,こころの健康教育といった予防的介入,実際のケースなど,幅広く活用していただけるものと思います。

お申込み方法 下記のお申込みフォームにご記入ください。その後、弊社からメールで入金案内をご連絡いたします。入金確認をもってお申込み完了とします。

お申込みフォーム ※お申込み期日 2025312日(水)まで

https://forms.gle/9x6N4d4WGzFTxKrd7

お問い合わせ先 

(株)総合心理教育研究所

102-0084 東京都千代田区二番町1-2-622

TEL03-3261-6688 FAX03-3261-2566 メール:このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。

お気軽にお問い合わせください。

■講師

嵯峨山よしこ 先生

資格: 臨床心理学博士、臨床心理士(アメリカ国家資格)

職歴:

バイオラ大学心理学部心理学科卒業、ノースイースタン大学大学院教育心理学専攻修士課程修了、ウィートン・カレッジ大学院臨床心理学専攻博士課程修了。

アメリカで臨床心理士(clinical psychologist)として個人カウンセリング、カップルカウンセリング、講演、執筆などに携わる。

著書「臨床心理士が教える 人生が豊かになる聴き方」「臨床心理士が教える 心を守る最高の習慣」

X(旧Twitter)@dr_sagayama

Websitehttps://yoshikosagayama.com/

梅田亜友美 先生

資格: 臨床心理士、公認心理師

職歴:

早稲田大学大学院人間科学研究科修了(博士(人間科学))。これまでに、個人カウンセリングや集団療法、心理検査、こころの健康教育などに携わる。現在、東北大学大学院教育学研究科助教、金城学院大学非常勤講師を務める。精神疾患を予防し、より良く生きていくためには何ができるか、認知心理学や感情心理学の知見を応用しながら研究しており、特に認知行動療法、マインドフルネス、セルフ・コンパッションを専門としている。

追加情報

開催日程
2025年2月16日(日)12:30~17:00
会場
女性ライフサイクル研究所
テーマ
CARE~大人と子どもの関係性を強める
備考

【概要】
■CARE(Child-Adult Relationship Enhancement)とは、

⽶国オハイオ州シンシナティこども病院で開発された、こどもと関わる⼤⼈のための⼼理教育的介⼊プログラムです。PCIT-Parent Child Interaction Therapy(PCIT)などの、エビデンスの確認された⼼理療法をもとに作られました。こどもとの間に温かな関係を築くための基本的なスキルを、ロールプレイを通して学びます。ワークショップ参加者には参加証が発⾏され、学んだCAREスキルを、ご⾃⾝が子どもと接するときにも、⼦育てに悩む保護者さんとの⾯談の中でも、⽣かすことができます。 


■CARE とはこういうものです

*こどもと接するときに大人がたくさん使うといいスキルと、避けたほうがいいスキルを具体的に学びます

*褒めることでこどもの問題行動を減らす方法を学びます

*子どもとの関わり方に悩む保護者さんに、CARE スキルを伝えることで、保護者さんとこどもの関係性の改善が 期待できます

*CARE が主に対象とするこどもの年齢は2〜7歳ですが、小学生、中学生のこどもにも、スキルを調整して使用することができます

■CARE とはこういうものではありません

*心理療法ではありません。そのため、医師や心理士に限らず全ての大人が、こどもと接するときにCAREスキルを使うことができます。

※専門家受診が必要なほどの強度行動障害を治療するものではありません。子どもこどもとより強く安定した関係性を築くためのスキルと、困った行動に日常の中で対応するコツを学ぶプログラムです。

【対象】幼児~学齢児(主に低学年)と関わる支援者の方(子育て支援関係、家庭児童相談室、児童発達支援センター、福祉施設、病院、学校、幼稚園など)。キンダーカウンセラー、スクールカウンセラーの方など。

【定員】6名(先着順)

【講師】CARE-Japan認定ファシリティター
西順子(臨床心理士)、池田くるみ(臨床心理士)

【日時】2025年2月16日(日」12:30~17:00

【場所】女性ライフサイクル研究所

【参加費】10,000円

【申込方法】こちらから→2025/2/16(日) CARE™専門家向け ワークショプ

追加情報

開催日程
2025年2月22日(土) 14:00~15:30
会場
オンライン(Zoomウェビナー)
テーマ
HSP
備考

【概要】

「HSP」という言葉をご存じでしょうか。

ハイリー・センシティブ・パーソンの略語で、直訳すると「とても感受性が高い人」。

ですが、日本では「繊細さん」という言葉で話題となり、学術的な考え方とは異なるかたちで一般に知られるようになりました。

 

現在ではやや落ち着きつつある「HSP」ブームですが、若い人びとを中心にその影響が形を変えて残ることで、支援につながりにくいという弊害も生まれているようです。

 

本セミナーでは最新の研究にもとづいて、「HSP」ブームの動向や、重要概念である「環境感受性」の考え方を紹介します。

講師にお招きしたのは、『HSPブームの功罪を問う』(岩波書店)等の著作を御執筆された飯村周平先生。

「HSP」をめぐる問題を理解することで、対人援助の場面での適切な対応に役立てていただけることを目指します。

 

【講師】

飯村 周平(いいむら しゅうへい)

1991年生まれ。茨城県出身。2019年、中央大学大学院博士後期課程修了。博士(心理学)。日本学術振興会特別研究員PD(東京大学)を経て、2022年より創価大学教育学部専任講師。専門は発達心理学。研究テーマは、思春期・青年期の環境感受性。心理学者によるHSP情報サイト「Japan Sensitivity Research」企画・運営者。著書に『HSPの心理学:科学的根拠から理解する「繊細さ」と「生きづらさ」』(金子書房)、『HSPブームの功罪を問う』(岩波ブックレット)、『繊細すぎるHSPのための 子育てお悩み相談室』(マイナビ出版、監修)、『HSP研究への招待:発達、性格、臨床心理学の領域から』(花伝社、編著)、『高校進学でつまずいたら:「高1クライシス」をのりこえる』(筑摩書房)。

 

【日時】

2025年2月22日(土) 14:00~15:30

 

【プログラム】

14:00~14:30 HSPブームはどこからきたのか?(ブームの実態を問う)

14:30〜15:00 HSPブームはなにをもたらしたのか?(ブームの負の側面を問う)

15:00〜15:20 HSPは心理学研究でどのように扱われているのか?(環境感受性からHSPを問う)

15:20〜15:30 質疑応答

 

【会場】

オンライン(Zoomウェビナー)

 

【定員】

500名

 

【参加費】

1,500円(税込)

 

【申込締切】

2025年2月22日13:00まで

※定員に達し次第、受け付けを締め切らせていただきます。

 

【申込方法】

お申し込みは下記サイトからお願いいたします。

https://sogensha-hsp.peatix.com/

 

【問い合わせ先】

創元社セミナー担当

〒541-0047 大阪市中央区淡路町4-3-6

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