基礎から学ぶWISC‐Ⅳ ~現場における検査結果の読み方や支援へのつなげ方~ | 大阪府臨床心理士会

基礎から学ぶWISC‐Ⅳ ~現場における検査結果の読み方や支援へのつなげ方~

2023年11月15日(水)

追加情報

開催日程
セミナー1:2024年2月18日(木)10:00~12:00/セミナー2:2024年3月3日(木)10:00~12:00
会場
オンライン(Zoom)
テーマ
基礎から学ぶWISC‐Ⅳ ~現場における検査結果の読み方や支援へのつなげ方~
備考

心理職支援団体MOSS主催で、以下のようなオンライン研修を企画しております。

何卒よろしくお願いします。

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<会員サービスについて>

この度、心理職支援団体 MOSSの新たな取り組みとして、会員サービス『MOSSアカデミー』の提供を開始いたしました。

月会費のお支払いで弊団体主催研修には基本的に無料でご参加いただけます。

本研修についても参加無料の対象研修となります。

▼会員お申し込み&詳細はこちら

https://moss-official.com/academy/moss-academy

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心理職支援団体 MOSS(モス)主催
「基礎から学ぶWISC‐Ⅳ ~現場における検査結果の読み方や支援へのつなげ方~」

 

▼お申し込みはこちら

https://moss-seminar-240218.peatix.com

 

概要

 試験対策等で心理検査などの知識を学んだ人は少なくないと思います。ただ、学んだ知識と、実際の現場での運用イメージが結びついていないという声も少なくありません。また、学んだものの関わらないと忘れてしまうこともあるでしょう。

 今回の研修会では、WISCを活用するにあたって必要な知能や統計に関する基本的な知識をなどの確認をしつつ、これまでに学んだ知識を元にWISC-Ⅳの結果がどのように現場で活用されるか、結果をどのように読み、そして、支援に活かしていくかについて集中的に学んでいくことを目的としていきます。また、今後は2022年に新しくでたWISC-Ⅴが主流になっていきます。今は変遷期です。これからに備えて基本的な知識を備えておきましょう。

 本研修は「検査の実施の仕方について学ぶ」「所見の書き方を学ぶ」ではなく「結果の解釈や活用」に焦点を当てていきます。検査の結果の数字だけをみて解釈したり、支援を考えるということは通常少ないと考えられます。検査の結果を読む際に必要なベースとなる視点や考え方、姿勢などについても考えていくことで、単に検査結果の数字を見るのではなく、検査結果を最大限活用できるような支援者となるための機会として活用してほしいと考えています。子どもの日常の困りごとと認知の課題の関連性を見ていくことを大事にしていきましょう。

 また、支援を考えていく上では検査の限界を知っておくことも必要です。今回の研修では過去に実施した研修内容からブラッシュアップし、WISCで測りきれない知能やテストバッテリーについても、少しご紹介をしたいと考えています。

 受講する方の多くは「日常で子どもと関わる中で検査の結果を見る機会がある」方であると想像しています。もちろん、それ以外の方の受講も歓迎しております。

「日常の困りごと」と「検査の結果」をどのように結びつけて考えるかについて、WISCの基本から考えていきましょう。また、検討した支援を実際の現場でどのように展開していくかについても考えていきましょう。

 

※本研修では検査の実施方法について検査道具を用いて説明することはありません 

※所見の書き方すべてを扱うことはしませんが、WISCの成り立ちから考えられる留意点は学んでいただけます

 

本研修で得られること

・WISC-Ⅳを学ぶにあたっての基本的な知能や統計の基礎知識を確認できる

・WISC-IVについて検査項目何を測っているのかについて学べる

・検査結果を読み、支援へのつなぎ方について考える練習ができる

・WISCに関連するテストバッテリーについて基本的知識について学べる

・WISC-Vについて、WISC-IVとの差異について学べる

 

講師

中村 洸太(なかむらこうた)氏

・博士(ヒューマン・ケア科学)・臨床心理士・公認心理師・精神保健福祉士

・駿河台大学、聖学院大学、目白大学、ルーテル学院大学兼任講師

・NPO法人日本オンラインカウンセリング協会理事

 

心療内科・精神科クリニック、大学病院勤務などを経て、現在は産業領域や教育領域を中心に組織と個人への心理支援に携わる。

また、性的マイノリティのメンタルヘルスやオンラインを用いた臨床活動の研究・実践など多岐にわたって活動。

WISCについては、大学院におけるアセスメント講義のTA、医療機関における検査実施、教育領域では検査結果の活用などで関わっている。



プログラム(主な内容)

・WISCに関連した統計や知能の基礎知識

・WISCをとる目的

・WISCの各項目が測っているものや得点の意味

・各得点と日常でのつまずきの関係、支援について

・WISCの限界とテストバッテリー

 

◇臨床心理士資格ポイント

 参加者のうち臨床心理士の方が3割以上の場合、臨床心理士の更新のためのポイントを2条(4)の項目(2ポイント)で申請する予定です。

 臨床心理士資格更新ポイントの申請を希望される方は、「2回のセミナーへの参加(またはアーカイブ視聴)と課題提出」が必須となりますのでご注意ください。

 

◇開催概要

日時

・セミナー1 2024年2月18日(木)10:00~12:00

・セミナー2 2024年3月3日(木)10:00~12:00

※ アーカイブ動画はセミナー1・2ともに、終了後から2~3日以内に配信します

※ アーカイブ視聴期間は2024年3月24日 (日) までです

会場

 オンライン(Zoom)

定員

 95名(先着順)

対象

・日本文化科学社が提示する心理検査使用者レベルB以上に該当する方(保健医療・福祉・教育などの専門機関において、心理検査の実施業務に携わる方で、大学院修士課程等で心理検査に関する実践演習を履修された方、または心理検査の実施方法や倫理的利用について同様の教育・研修を受けている方)

※心理検査使用者レベル|https://www.nichibun.co.jp/usage/

※ 対象範囲に含まれるかどうかご不安な方はお問い合せくださいhttps://forms.gle/eCukLEyzdQSCzcE79

 

◇参加費

・通常参加チケット(アーカイブ視聴付き)…6,500円(学生:3,000円)

※本研修は、会員サービスMOSSアカデミーの無料参加の対象研修となります。会員の方はチケット購入の際に専用の「無料参加コード」をご入力ください。

心理系大学院受験対策塾プロロゴスさんのコミュニティにご参加の方、また、MOSSのPeatixフォロワーの方はチケット購入の際に「割引コード」をご入力ください。

※ 学生の方は、チケット購入の際に割引コード「student」を入力し、事前アンケートにて所属大学院等をご回答ください。

※ チケット販売は 2024年2月15日 (木) 23:55 に終了します(満員になり次第終了します)。

 

◇お申込み

▼下記のお申込みページ(Peatix)をご参照ください。

https://moss-seminar-240218.peatix.com

※2024年2月15日 (木) 23:55まで

 

◯ MOSS(モス)について

心理職(公認心理師・臨床心理士)の支援を目的とした団体です。

公式サイト|https://moss-official.com/

公式Twitter|https://twitter.com/MOSS_compassion

 

<主なサービス>

心理職向け研修を提供する『MOSS セミナー』の企画、運営

オンラインカウンセリングを提供する『モス心理相談室』の運営

公認心理師資格試験の過去問webアプリ『MOSS スタディ』の運営

心理職専門のHP制作、ロゴ・イラスト制作、動画制作

 

ご不明点などございましたら下記までお問い合わせくださいませ。

https://forms.gle/6o2TByMLLLwrBkiY6

 

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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