第27回セリエ研究会「ゲシュタルト療法の基礎と投影物語り法」
2024年09月27日(金)追加情報
- 開催日程
- 2024年11月10日(日)10:00~15:00
- 会場
- オンライン開催(zoom)
- テーマ
- 第27回セリエ研究会「ゲシュタルト療法の基礎と投影物語り法」
- 備考
第27回セリエ研究会のご案内
「ゲシュタルト療法の基礎と投影物語り法」
主催 総合心理教育研究所 代表 佐藤隆
日時 2024年11月10日(日)10:00~15:00
*臨床心理士ポイント(2ポイント)で申請予定:ポイントが必要な方は5hの参加、ポイントが不要な方は途中参加、途中退室OKです。
方法 オンライン(zoom)
*ご自身のビデオのON・OFFはご参加の皆様にお任せしております。
*ディスカッションは設けませんので、ご質問・ご感想のある方のみご発言いただいております。
参加費 5500円(税込)
開催内容
ゲシュタルト療法は確立された時に神経症のクライエント(以後CLと記します)に最も有効とされました。「今、何を感じていますか」「今、どんな気持ちですか」と、クライエントの「今、ここで」の身体感覚と気持ちを扱っていくと、過去の場面を思い出し、癒しが進み、精神分析よりはるかに有効とされました。
一方、強迫性障害のCLにはあまり有効ではありません。私は、強迫性の手洗い癖のあるCLに、手洗いを焦点化して「今、ここで」を行いましたが、すぐに「わかりません」「何も感じません」と行き詰まり、セラピーが進展しませんでした。手洗いという特定の事柄に関する自分の内面を、自動的にシャットアウトしている感覚です。
そして、このCLに物語りを使って効果を上げたのが、投影物語り法に繋がりました。投影という現象は、自分の受け入れられない気持ちを、他者に投影して、自分を守ります。という事は、自分の気持ちと捉えたらシャットアウトする内容でも、他人の気持ちとして投影を起こしてもらえば、扱える可能性があると考えました。実際そうでした。この講演では、ゲシュタルトの基礎、ポリベーガル理論を踏まえ、投影物語り法を概説します。
申込み方法 下記の申込みフォームにご記入ください。その後、弊社からメールで入金案内をご連絡いたします。入金確認をもってお申込み完了とします。
申込みフォーム ※申し込み期日 2024年11月6日(水)まで
https://forms.gle/DMcE9nueEcJMuJio8
お問い合わせ先
(株)総合心理教育研究所
〒102-0084 東京都千代田区二番町1-2-622
TEL:03-3261-6688 FAX:03-3261-2566 メール:このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。
お気軽にお問い合わせください。
■講師
公認心理師
トランスパーソナル心理学修士(ITP)
化学工学修士(東京大学)
京都大学非常勤講師(2002年度)
元カリフォルニア臨床心理大学院 日本校 准教授
元日本ゲシュタルト療法学会スーパーバイザー
東京大学卒業後、日本鋼管(現JFEスチール)中央研究所に入社。
新製品の開発の功績により社長賞を受賞。
退職後東京ゲシュタルト研究所のチーフマネージャー講師として夢のクラスや「夢とアートを使った創造性開発コース」等のプログラム開発に従事。
1990年春に渡米。
トランスパーソナル心理学教育研究機関として世界最高峰の大学院大学、トランスパーソナル心理学研究所(ITP:Institute of Transpersonal Psychology、現Sophia University )へ留学する。同時にアメリカ西海岸を中心に様々なトレーニングを受ける。
留学中ITP新入生への短期集中ワークショップで夢のセッションを担当。Asian Social Assistance Center (米国)で夢について講演を行う。
1993年末に帰国。江夏心の健康相談室の代表を務め、個人セッション、グループワークを行う。また心理学コンサルタントとしても幅広く講演、研修、雑誌の原稿執筆と活躍中。プロのカウンセラーや心理学の専門家のためのセラピストとして信頼を集めている。精神科医、カウンセラーの指導も行う。
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