【オンラインセミナー】対人援助職は「HSP」ブームとどう向き合うか:意義とリスクを考える | 大阪府臨床心理士会

【オンラインセミナー】対人援助職は「HSP」ブームとどう向き合うか:意義とリスクを考える

2024年12月16日(月)

追加情報

開催日程
2025年2月22日(土) 14:00~15:30
会場
オンライン(Zoomウェビナー)
テーマ
HSP
備考

【概要】

「HSP」という言葉をご存じでしょうか。

ハイリー・センシティブ・パーソンの略語で、直訳すると「とても感受性が高い人」。

ですが、日本では「繊細さん」という言葉で話題となり、学術的な考え方とは異なるかたちで一般に知られるようになりました。

 

現在ではやや落ち着きつつある「HSP」ブームですが、若い人びとを中心にその影響が形を変えて残ることで、支援につながりにくいという弊害も生まれているようです。

 

本セミナーでは最新の研究にもとづいて、「HSP」ブームの動向や、重要概念である「環境感受性」の考え方を紹介します。

講師にお招きしたのは、『HSPブームの功罪を問う』(岩波書店)等の著作を御執筆された飯村周平先生。

「HSP」をめぐる問題を理解することで、対人援助の場面での適切な対応に役立てていただけることを目指します。

 

【講師】

飯村 周平(いいむら しゅうへい)

1991年生まれ。茨城県出身。2019年、中央大学大学院博士後期課程修了。博士(心理学)。日本学術振興会特別研究員PD(東京大学)を経て、2022年より創価大学教育学部専任講師。専門は発達心理学。研究テーマは、思春期・青年期の環境感受性。心理学者によるHSP情報サイト「Japan Sensitivity Research」企画・運営者。著書に『HSPの心理学:科学的根拠から理解する「繊細さ」と「生きづらさ」』(金子書房)、『HSPブームの功罪を問う』(岩波ブックレット)、『繊細すぎるHSPのための 子育てお悩み相談室』(マイナビ出版、監修)、『HSP研究への招待:発達、性格、臨床心理学の領域から』(花伝社、編著)、『高校進学でつまずいたら:「高1クライシス」をのりこえる』(筑摩書房)。

 

【日時】

2025年2月22日(土) 14:00~15:30

 

【プログラム】

14:00~14:30 HSPブームはどこからきたのか?(ブームの実態を問う)

14:30〜15:00 HSPブームはなにをもたらしたのか?(ブームの負の側面を問う)

15:00〜15:20 HSPは心理学研究でどのように扱われているのか?(環境感受性からHSPを問う)

15:20〜15:30 質疑応答

 

【会場】

オンライン(Zoomウェビナー)

 

【定員】

500名

 

【参加費】

1,500円(税込)

 

【申込締切】

2025年2月22日13:00まで

※定員に達し次第、受け付けを締め切らせていただきます。

 

【申込方法】

お申し込みは下記サイトからお願いいたします。

https://sogensha-hsp.peatix.com/

 

【問い合わせ先】

創元社セミナー担当

〒541-0047 大阪市中央区淡路町4-3-6

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