2025年度サポチル関東主催 臨床セミナーのご案内
2024年12月20日(金)追加情報
- 開催日程
- 2025年4月-2026年3月
- 会場
- Zoomによるオンライン開催
- テーマ
- 事例検討から学ぶ 子どもの心理臨床 — こころの痛みに向き合うために —
- 備考
2025年度のサポチル関東臨床セミナーは、「事例検討から学ぶ子どもの心理臨床 —こころの痛みに向き合うために—」と題し、事例検討を軸に据えて、子どもの心理臨床の経験を深めていきます。
子どもたちの心の痛みに向き合うために支援者である私たちはどのようなまなざしを持てばよいでしょうか。支援者のまなざしは、傷ついた子どもたちにとってどう作用するのでしょうか。臨床現場では、困難さを抱えている子どもだけではなく、養育者や子どもと関わる大人も心の痛みを抱えています。あるいは、そのことに何とか触れないように日々を送っています。そのような状況で、支援者やセラピストにとって、いかなる臨床的なまなざしが有効に作用するのでしょうか。
精神分析的観察の理解や姿勢にもとづき、学校、病棟、児童養護施設など多様な現場での実践事例を検討していきます。クライエントのこころを理解するには、もちろん支援者との関係性を理解することも重要ですが、その援助の関わりが生じている文脈や勤務する組織力動も深く関わってきます。クライエントが抱える問題が困難であるほど、その関係性や文脈の中で支援者のまなざしは影響を受けることになるでしょう。臨床的なまなざしは、単に見ることではなく、臨床姿勢そのものと言えるかもしれません。参加される方にとっては、各回で検討する事例が自身と異なる臨床実践の現場であったとしても活かすことのできる臨床的なまなざしについて、多面的に検討する機会となることでしょう。
また、12月21日の第5回「脳の発達とまなざし」では、脳神経科学の知見についての講義を中心として、胎児期から児童期、思春期に至るまで、養育者や支援者のどのようなまなざしが重要となってくるのかを議論します。特に、発達障害とトラウマに着目していきます。
★お申し込みはこちらからもできます→https://x.gd/bfI63
定員:60名
対象者:臨床心理士、公認心理師、医師、それに準ずる専門家、大学院生・研修生
受講料:40,000円
申込締切:2025年2月28日
お問い合わせは、このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。まで。
※実際の臨床事例を扱うセミナーのため、受講者の皆さまにはお顔を画面に表示した状態にてのご受講をお願いします。何卒ご了承ください。
※本セミナーは日本臨床心理士資格認定協会の「定例型研修会(4ポイント)」として承認されていますので、7割以上出席の方に「研修証明書」を発行します。
みなさまのご参加をお待ちしております!