被害者•被災者支援情報 | 大阪府臨床心理士会

被害被災者支援にかかる情報

公開日:2021年11月28日(日)

こころのケアに関する情報

      被害に遭われた方への情報

〇 認定NPO法人大阪被害者支援アドボカシーセンター

http://www.ovsac.jp/you

○ 武蔵野大学 犯罪被害者のメンタルヘルス情報ページ

http://victims-mental.umin.jp/index.html

      子どものケアについて

〇 子どもの心のケアのためにー災害や事件・事故発生時を中心にー(文部科学省 スポーツ・青少年局学校健康教育課)

https://www.mext.go.jp/a_menu/kenko/hoken/1297484.htm

〇 災害下における子どものこころのケアの手引きとリーフレット(日本児童青年精神医学会)

https://child-adolesc.jp/proposal/20200420/

〇 学校コミュニティ危機と心の支援プロジェクト

http://kinkyusien.info/

○ 学校危機への対応(直後) 大阪教育大学 学校安全推進センター

http://ncssp.osaka-kyoiku.ac.jp/crisis

〇 こころのサポート授業案 一般社団法人 日本心理臨床学会 

https://www.ajcp.info/heart311/?page_id=1749

〇 子どもにやさしい空間(Child Friendly Spaces : CFS)(ストレス・災害時こころの情報支援センター)

https://saigai-kokoro.ncnp.go.jp/cfs2.html

〇 こころのサポート授業資料及び心とからだの健康観察(いわて子ものこころのサポート)              http://www1.iwate-ed.jp/tantou/tokusi/h23_kokoro_s/kokosapo_top.html#r2

      支援者向けの情報

〇 兵庫県こころのケアセンター

https://www.j-hits.org/document/

○ 大阪府こころの健康総合センター

https://www.pref.osaka.lg.jp/kokoronokenko/download/index.html

      サイコロジカル・ファーストエイド(PFA)

〇 「サイコロジカル・ファーストエイド 実施の手引き第2版」日本語版(兵庫県こころのケアセンター)

https://www.j-hits.org/document/pfa_spr/page1.html

〇 WHO版サイコロジカル・ファーストエイド(ストレス・災害時こころの情報支援センター)

https://saigai-kokoro.ncnp.go.jp/pfa.html

      喪失への支援

〇 災害で大切な人をなくされた方を支援するためのウェブサイト(災害グリーフサポートプロジェクト)    

https://jdgs.jp/

〇 あいまいな喪失情報サイト(災害グリーフサポートプロジェクト)

https://al.jdgs.jp/

      職場におけるケアについて

〇 職場における災害時のこころのケアマニュアル (独立行政法人 労働者健康安全機構)

https://www.johas.go.jp/sangyouhoken/johoteikyo/tabid/140/Default.aspx

      高齢者支援

〇 高齢者災害時医療ガイドライン(試作版)第2版(一般社団法人 日本老年医学会)            

https://www.jpn-geriat-soc.or.jp/saigaisien/activity/guideline.html

      ガイドライン・マニュアル

〇 被災者のこころのケア 都道府県対応ガイドライン(内閣府)            

http://www.bousai.go.jp/taisaku/hisaisyagyousei/pdf/kokoro.pdf

〇 災害時地域精神保健医療活動ガイドライン(厚生労働省)          

https://www.mhlw.go.jp/houdou/2003/01/h0117-2.html

〇 災害時のこころのケア(日本赤十字社)  

https://www.jrc.or.jp/vcms_lf/care2.pdf

〇 災害精神保健医療マニュアル(国立精神・神経医療研究センター)          

https://www.mhlw.go.jp/content/000773746.pdf

〇 東日本大震災 被災地での心のケアチーム活動マニュアル Ver.2(国立精神・神経医療研究センター)            

https://www.ncnp.go.jp/pdf/mental_info_careteam.pdf

〇 福島県心のケアマニュアル(福島県精神保健福祉センター)      

https://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/50123.pdf

〇 災害時の「こころのケア」の手引き(東京都福祉保健局)

https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/tamasou/sonota_jouhou/saigaitaisaku.files/saigai.pdf

〇 DPAT活動マニュアルVer.2.1(厚生労働省委託事業 DPAT事務局)            

https://www.dpat.jp/images/dpat_documents/3.pdf

大阪・北新地ビル火災_取材や報道に携わる方々へ(お願い)

公開日:2021年12月27日(月)

大阪・北新地ビル火災_取材や報道に携わる方々へ(お願い)

2021(令和3)年12月17日(金)に発生した大阪市北区の西梅田こころとからだのクリニックにおける放火殺人事件では、多くの尊い命が奪われました。謹んで哀悼の意を表します。また現在、生死の境にいる被害者の方もおられます。ご遺族、被害者、関係者の皆さまのご心痛いかばかりかと拝察いたします。

事件直後より、犠牲になられた方について、ご遺族や関係者への取材が続いております。故人がどのような人であったかを明らかにすることで、故人を偲び、事件を正確に記録し、事件の風化を防ぐという報道機関の皆さまのお考えは理解することができます。しかしながら、遺された方々にとって今必要なのは、少しでも静かに落ち着いて過ごせる環境と時間かと存じます。

犯罪被害者等基本法においても、「国民は、犯罪被害者等の名誉又は生活の平穏を害することのないよう十分配慮する」ことが定められています。取材によりご遺族等の皆さまの心労がより一層強くなることのないよう、最大限のご配慮をいただきますようお願い申し上げます。

また、今回、直接被害に遭わなかった同クリニックのスタッフおよび関連クリニックのスタッフ、あるいは通院されていた患者様におかれましても、大切な仲間や頼りにしていた支援スタッフを失った悲しみは計り知れません。自らも一歩間違えば遭遇していたかもしれないという恐怖、そして「なぜ自分は生き残ってしまったのか」という罪悪感(生存者罪悪感;サバイバーズ・ギルト)が生じることもございます。こういった方々の心の回復にも、安全で安心できる環境が何よりも必要となります。そのような環境が脅かされることのないよう、取材や報道が慎重に行われることを切に望みます。

 お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに、ご遺族、患者様、関係者の皆さまのご回復を祈念いたします。そして、私ども心理支援専門職は、犠牲となった心理職一人ひとりが続けてこられた業務(心理支援)を、今後も大阪で、そして全国各地で、実践し続けて参ります。

2021年12月28日

大阪府臨床心理士会 会長 梨谷竜也
一般社団法人大阪公認心理師会 会長 水野治久
一般社団法人日本臨床心理士会 会長 津川律子
一般社団法人日本公認心理師協会 会長 大熊保彦