研修会情報 | 大阪府臨床心理士会

研修会情報

IPPO訓練生募集のご案内

2024年12月04日(水)

追加情報

開催日程
2024年12月18日~2025年1月20日
会場
大阪・京都・ZOOM
テーマ
IPPO訓練生募集のご案内
備考

精神分析的サイコセラピーインスティチュート・大阪(IPPO)では、2025年度の訓練生を募集します。

現在8期生まで15名(内、コンサルタントコース5名)が、切磋琢磨しながら高度で体験的な訓練を続けています。すでに10名が日本精神分析学会の認定心理療法士の資格を取得し、2名は認定心理療法士スーパーバイザーの資格を取得しています。講師、訓練生ともに、みなさまのご応募を心よりお待ちしています。

【募集人数】

正規訓練生:医師、臨床心理士合わせて2名、移行訓練生:3名以内、

コンサルタント・セラピスト養成コース生:医師、臨床心理士合わせて2名

【募集期間】2024年11月18日(月)~2025年1月20日(月)

詳しくは下記のご案内や、IPPOのホームページをご覧ください。

https://drive.google.com/file/d/1r962t8Cal14HORZ6yjVB19prRTBP_pxE/view?usp=sharing

追加情報

開催日程
・セミナー1:2025年1月19日(日)10:00~12:00、 ・セミナー2:2025年2月2日(日)10:00~12:00
会場
オンライン(Zoom)
テーマ
はじめて学ぶ 心理職による発達障害者への就労支援~教育現場と産業領域での事例を通じて~
備考

<会員サービスについて>

弊団体では会員サービス『MOSSアカデミー』を提供しております。

月会費のお支払いで当月開催の弊団体主催の研修に基本無料でご参加いただけます。本研修も無料参加の対象研修となっております。

 

▼会員サービスの詳細はこちら

https://moss-academy.com/

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心理職支援団体MOSS主催
「はじめて学ぶ 心理職による発達障害者への就労支援

~教育現場と産業領域での事例を通じて~」

 

▼お申し込みはこちら

https://moss-seminar-250119.peatix.com

 

◇概要と目的

 近年、発達障害のある方々が社会で活躍するための支援の重要性がますます高まっています。特に就労支援においては、一人ひとりの「働きづらさ」を理解した上でそれぞれにあった働き方ができるようサポートを整えていく必要があります。心理職は、その方が就労する上で抱える困難さのアセスメントや、心理的支援を含む具体的な支援方法の検討、職場との環境調整等が求められます。

 本研修では、まず、発達障害のある方々の就労における課題や心理職の具体的な役割について基礎からお伝えします。また教育現場や産業領域での架空事例を通して、どのような就労支援ができるか皆さまにも実際に検討していただきます。

 就労支援を行う職場に限らず、ケースの中で「就労」がテーマになることもあると思います。実際に心理職としてどのような支援ができるかを学ぶ機会にぜひご参加ください。

 

<本研修で得られること>

  • 発達障害のある方の就労支援における基本的知識を学べる

  • 就労支援におけるアセスメントと介入方法を学べる

  • 架空事例を通じて就労支援における具体的な支援方法を検討する練習ができる

 

◇講師

梅永 雄二 氏

早稲田大学 教育・総合科学学術院 教授 博士(教育学)
資格
TEACCH Advanced Consultant、公認心理師、臨床心理士、 特別支援教育士 SV、自閉症スペクトラム支援士 Expert

経歴

1983 年 慶応義塾大学卒業、1987 年 筑波大学大学院修士課程修了、2006年-2007年ノースカロライナ大学医学部精神科TEACCH部留学。地域障害者職業センター 障害者職業カウンセラー、障害者職業総合センター研究員を経て 1998 年 明星大学人文学部 専任講師、2000 年 助教授、2003 年 宇都宮大学教育学部教授を経て 2015 年より現職。

学会

日本自閉症スペクトラム学会(編集委員)、日本発達障害学会編集委員、日本LD学会代議員(特別支援教育士認定協会理事)、編集委員、日本子ども学会編集委員

著作

「発達障害の人の『就労支援』がわかる本」(講談社)、「アスペルガー症候群に特化した就労支援マニュアル-ESPIDD」(明石書店)、「大人のアスペルガーがわかる」(朝日新聞出版)、「仕事がしたい 発達障害がある人の就労相談」(明石書店)、「よくわかる大人のアスペルガー」(主婦の友社)、「15 歳までに始めたい!発達障害の子のライフスキルトレーニング」(講談社) など多数。

 

<講師からのメッセージ>

 SLD、ADHD、ASDと言われる発達障害者や境界知能(知能検査によるIQ値が概ね70~84の範囲)者は、通常の小中高等学校で教育を受けることが多い状況です。

しかしながら、定型発達児に比べ、学校生活では学習面・行動面・対人麺で様々な課題を生じています。彼らの多くが通常の高校、場合によっては大学を卒業する人も存在しますが、成人してからは就労がうまくいかず、就職してもが定着できず離職することが多いことが様々な研究で報告されています(Wieland・Zitman,2016)。

 本講義では、彼らの特性を理解し、どのような心理的アプローチが必要かについて学習していきたいと考えています。




◇プログラム(主なトピック)

  • 発達障害者の方の就労における課題と心理職の役割

  • 発達障害者の方の就労支援におけるアセスメントと介入方法

  • 発達障害者の方の就労支援についての今後の学び方

  • 発達障害児へのキャリア教育

 

<ロールプレイ練習会について>

「就労支援」をテーマにした架空事例を用いてロールプレイ練習会を1/22(水)に開催予定です。

こちらの参加対象は、本研修の参加者さま限定です。

ロールプレイ練習会へのご参加は任意で、臨床心理士資格更新ポイントの申請には必須条件ではありませんが、アウトプットの機会にぜひお気軽にご参加いただけますと幸いです。

※ ロールプレイ練習会に講師は参加いたしません。



◇臨床心理士資格ポイント

 参加者のうち申請条件を満たした臨床心理士の方が3割以上の場合、臨床心理士の更新のためのポイントを2条(4)の項目(2ポイント)で申請する予定です。

 臨床心理士資格更新ポイントの申請を希望される方は、「2回のセミナー参加(またはアーカイブ視聴)、課題提出、参加後アンケートの提出」が必須となりますのでご注意ください。

 

◇開催概要

日時

 ・セミナー1:2025年1月19日(日)10:00~12:00

 ・セミナー2:2025年2月2日(日)10:00~12:00

※両日ともアーカイブ配信あり(2025年3月2日まで)

会場

 オンライン(Zoom)

定員

 95名

対象

 ・公認心理師・臨床心理士等、守秘義務のある対人援助職(受験資格保有者を含む)

・大学院生(心理・医学・教育・福祉系)

※ 対象範囲に含まれるかどうかご不安な方はお問い合わせください

 

◇参加費

・参加チケット(アーカイブ視聴付き)…6,500円(MOSSアカデミー会員:無料、学生:3,000円)

 

MOSSアカデミー会員の方は、専用の【参加無料コード】をご入力ください

心理系大学院受験対策塾プロロゴスさんのコミュニティにご参加の方、また、MOSSのPeatixフォロワーの方はチケット購入の際に「割引コード」をご入力ください。

※ 学生の方は、チケット購入の際に割引コード「student」を入力し、事前アンケートにて所属大学等をご回答ください。

 

◇申込方法、プログラム詳細

▼下記のお申込みページ(Peatix)をご参照ください。

https://moss-seminar-250119.peatix.com

 

お申込期限:2025年1月16日 (木) 23:59まで

※ コンビニ/ATM払いでのお申し込みは、締め切りの前日までの受け付けとなります。



◯ 心理職支援団体MOSS(モス)について

心理職(公認心理師・臨床心理士)の支援を目的とした団体です。

公式サイト|https://moss-official.com/

公式X(旧Twitter)|https://twitter.com/MOSS_compassion

 

<主なサービス>

・心理職向け研修を提供する『MOSS セミナー』の企画、運営

・心理職向けイベント検索サービス『Psyvent』の運営

・オンラインカウンセリングを提供する『モス心理相談室』の運営

・公認心理師資格試験の過去問webアプリ『MOSS スタディ』の運営

・心理職専門のHP制作、ロゴ・イラスト制作、動画制作

 

ご不明点などございましたら下記よりお問い合わせくださいませ。

https://forms.gle/6o2TByMLLLwrBkiY6

 

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最後までお読みいただきありがとうございました。

追加情報

開催日程
2025年2月16日(日) 13:30~17:00
会場
オンライン(Zoomウェビナー)
テーマ
トラウマインフォームドケア, ガスライティング
備考

【概要】

「おまえがおかしい」「どうかしている」

ネガティブな言葉を浴びせることで、相手に自信を失わせ、相手を支配しようとする。

それがガスライティングと呼ばれる手法です。

本セミナーでは『ガスライティングという支配』の翻訳者である野坂祐子先生をお招きし、近年注目されるガスライティングの巧妙な手法と、そこから抜け出すための具体的なワークを紹介いただきます。

また講義ではその導入として、トラウマインフォームドケアについても解説いただきます。

さまざまな問題行動の背景にあるトラウマの存在を知ることで、ガスライティングという加害行為がどのような関係性のもとに起こりやすいのかを、より的確に把握できるようにするのがその狙いです。

臨床現場でもおこりえる不均衡な権力関係に敏感になることは、日々の対人援助場面でもきっと役立つはずです。

 

【講師】

野坂 祐子(のさか さちこ)

お茶の水女子大学大学院人間文化研究科人間発達科学専攻博士後期課程(単位取得後退学)。人間学博士(武蔵野大学大学院)。臨床心理士、公認心理師。

大阪教育大学学校危機メンタルサポートセンターを経て、現在は、大阪大学大学院人間科学研究科臨床教育学講座教育心理学分野教授。

社会活動として、日本トラウマティック・ストレス学会理事、一般社団法人もふもふネット理事、一般財団法人日本児童教育振興財団内 日本性教育協会(JASE)運営委員、大阪被害者支援アドボカシーセンター専門支援員、こども家庭審議会専門委員(令和6-7年) 他。

 

【内容】

13:30~13:35 挨拶・注意事項

13:35~14:45 トラウマインフォームドケア① トラウマとガスライティングという支配の理解

14:45~14:50 休憩

14:50~15:20 参加者との対話①

15:20~16:20 トラウマインフォームドケア② 関係性におけるトラウマからの回復

16:20~16:25 休憩

16:25~16:55 参加者との対話②

16:55~17:00 おわりに

 

【定員】

500名

 

【参加費】

4,200円(税込)

 

【申込締切】

2025年2月16日13:00まで

※定員に達し次第、受け付けを締め切らせていただきます。

 

【申込方法】

お申し込みは下記サイトからお願いいたします。

https://sogensha-tic.peatix.com/

 

【問い合わせ先】

創元社セミナー担当

〒541-0047 大阪市中央区淡路町4-3-6

Email: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。

追加情報

開催日程
・ライブ配信:2025年2月24日(月祝)10:00~16:00(昼休憩12:00~13:00) ・アーカイブ視聴期間:無期限
会場
オンライン開催
テーマ
オンラインセミナー「SSTを深めてみませんか?-個別SSTを中心に-」
備考

オンラインセミナー「SSTを深めてみませんか?-個別SSTを中心に-

■概要

 SST(社会技能訓練)とは認知行動療法やコミュニケーション技能を基盤にした心理療法、心理支援の一つです。社会的な場面において人間関係を円滑に営めるようにコミュニケーションを体験的に習得していくことを支援する方法です。

 今回のセミナーでは、SSTの基礎(初級から中級)をベースとし、SSTの理論的背景やコミュニケーション技能とSST技法の関係を説明します。特に、デイケアや就労移行支援場面などの様々な場面で使うことができる「個別SST」に焦点を当てます。

 そして、講義だけではなく、講師によるデモンストレーションをとおして、外出先などその場でSSTを行い、実行までを促す方法や問題解決技法を取り入れた方法、認知(考え方)から行動にアプローチしていく方法を紹介します。

 セミナーの中でみなさんの疑問や質問にお答えする時間も適宜設ける予定ですので、ちょっとした疑問などを気軽にご質問してください。

■本セミナーで学べること

SSTの基本的方法と理論的背景

・基本的コミュニケーション技能(受信・処理・送信)とSST技法との関係

・個別SSTの色々な場面での具体的方法の紹介

・相談をSSTにしていく方法の紹介

■講師

吉田 悦規 先生

 所属:訪問看護ステーション「ゆめみよ」

 資格:看護師、精神保健福祉士、一般社団法人SST普及協会認定講師

 経歴:看護師として阪本病院、大阪自彊館、宝塚三田病院(精神科領域の施設)で39年間の経験があります。2003年に日本SST普及協会の認定講師となってからは、独立行政法人奈良障害者職業者センター(厚労省外郭団体)にて、精神障害者に対するリワーク、住友病院心療内科外来にて、発達障害の就労支援の外部講師、加古川刑務所にて就労支援SSTの外部講師などを行ってきました。2023年から、精神領域に特化した訪問看護ステーション「ゆめみよ」の代表として勤務しております。

政広 先生

 所属:株式会社TNSカンパニー就労移行支援事業所「がんじゅ」

 資格:精神保健福祉士

 経歴:就労支援経験は20年、対象は3障がいを対象に実施してきました。SST15年ほどの実施経験があります。福祉業界で相談支援からジョブコーチで定着支援までをSSTのエッセンスを取り入れることで楽しく今も仕事をしています。現在、尼崎の株式会社TNSカンパニー就労移行支援事業所「がんじゅ」でサービス管理責任者として勤務

坂本 先生

 所属:兵庫医科大学リハビリテーション学部

 資格:作業療法士

 経歴:身体障害領域の作業療法士として17年間臨床を経験した後、1999年に専門学校の教員となり、前職である藤田保健衛生大学(現、藤田医科大学)の精神科外来でSSTの運営や単科の精神科病院でのSSTの開設・運営等にかかわってきました。現在は、兵庫医科大学リハビリテーション学部(旧、兵庫医療大学リハビリテーション学部)講師として勤務しています。2024年より神戸市の精神障害者の家族会「木の芽家族会」の賛助会員としてお手伝いをしています。

■日時

・ライブ配信:2025224日(月祝)10:0016:00(昼休憩12:0013:00

・アーカイブ視聴期間:無期限

■参加費

5,500

体調不良、急用、家庭の用事など個人的な理由であってもキャンセルの場合には返金します。

・支払い方法は銀行振込、コンビニ払い、クレジットカード払いがあります。

・自治体などで請求書払いが必要な方は以下の申し込みフォームからご連絡ください。

https://s-office-k.com/professional/seminar-bill

■オンライン開催

・ライブ配信はZoomを用いています。

・アーカイブ視聴はVimeoを用いています。視聴可能かどうかは以下のテスト視聴のページをご覧ください。映像と音声がうまく再生できていればアーカイブは視聴可能です。

https://vimeo.com/871296525

■参加資格

 臨床心理士、公認心理師、医師、心理職、カウンセラー、精神保健福祉士、社会福祉士、言語聴覚士、理学療法士、作業療法士、介護福祉士、看護師、保育士、教師などの資格をもつ対人援助の専門家、大学院生など。SSTや問題解決技法、認知行動療法などに興味を持っていればどなたでも参加可能です。

■臨床心理士更新ポイント

臨床心理士の更新のためのポイントを2条(4)の項目(2ポイント)で申請する予定です。また、アーカイブ視聴でもポイント取得可能です。

■申し込み期日

・ライブ配信に参加の方:2025224日(月祝)まで

・アーカイブ視聴を希望の方:無期限

■主催

()心理オフィスK

このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。

https://s-office-k.com/

■その他のセミナーの一覧

https://s-office-k.com/professional/seminars

■詳細と申し込み

参加希望者は以下から申し込みください。

https://s-office-k.com/product/semi-individual-sst

追加情報

開催日程
2025年4月19日(土)・20日(日)
会場
ドーンセンター(〒540-0008 大阪市中央区大手前1丁目3番49号)
テーマ
解離症/解離性障害の治療法のトレーニング
備考

解離性障害の治療法・USPTの研修会のご案内です。現行形式のトレーニングの大阪での開催は、第12回目のトレーニングにして初となります。会場は2日間とも160㎡ 程度の広さですので、実技演習にもゆとりをもって取り組んでいただけることと思います。
当日のデモンストレーションや質疑などの内容を除くと、基本的には2024年7月の福岡トレーニングと同内容のトレーニングになります。

【講師】新谷宏伸(USPTトレーナー、USPT研究会理事長、本庄児玉病院 外来医長、精神科医師)

【研修内容】
[一、 講義と小冊子] 本研修用のオリジナルテキスト(小冊子 50ページ程度)を配布し、講義1〜4を行います。
 講義1・解離/トラウマの基礎知識
 講義2・解離外来の流れ
 講義3・USPT治療の手順
 講義4・USPTスクリプトの解説

[二、 デモ] クライエント役を募り、講師がデモンストレーションを行います。

[三、 実臨床の映像] ビデオ視聴で学ぶ、外来でのUSPT統合治療。USPTの実臨床場面の動画を視聴します。少なくとも、DID(解離性同一性障害)1例、OSDD(DSM-5-TRに収載されている『解離症,他の特定される』の略称です。ICD-11では『部分的解離性同一性症』と呼ばれる疾患です)1例。

[四、 実技演習] ペアで、あるいは3人一組で実技演習を行います。初学者でも迷わないようにフローチャートなどを配布します。

[五、 こんなとき、どうする?] 実臨床場面で人格部分が融合を拒む理由は、ある程度定式化して分類することができます。融合を拒まれたとき、セラピストが当意即妙な応答をすることによってセラピーは大きく進展しますし、その逆もまた然りです。実践力をきたえるために最適な方法をご用意しています。

[六、 ベーシック認定] USPTベーシックレベル修了に必要な数の、ペアでの実技演習を行います。後日レポートを提出後、認定となります。レポートの書き方は、当日説明します。

【対象者】 医師、公認心理師、臨床心理士

【定員】 30名程度(原則、先着順となります)

【日時】
2025年 4月 19日(土) 10:30〜19:00(10:00受付開始)
2025年 4月 20日(日) 10:00〜16:45(9:35受付開始)
※2日間のトレーニングになります
※両日とも、60分程度の昼休みをもうけます
※初日は、終了時間を15分程度延長する可能性があります

【会場】ドーンセンター(〒540-0008 大阪市中央区大手前1丁目3番49号)

【参加費】 35,000円(2日間・税込み)
 ※お申込みいただいた方に、メールにて振込方法をお知らせいたします
 ※お申込み後,2週間以内にご入金ください
 ※再受講の方は20,000円になります
 ※お申込み後,2週間以内にご入金ください

【USPTとは?】
USPTは、小栗康平医師らが考案した解離性障害の治療法です。人格統合手技がシンプルにパッケージ化されています。

具体的な手順(概略)は、1.解離してしまって、いわば冷凍保存状態だった外傷担当パーツ(外傷記憶+感情+感覚+信念+行動のかたまり)自体を内的リソースと捉え、2.タッピングにより解凍し、3.外傷担当パーツの年齢・感情・簡単な状況(・名前)を聴取し、4.辛さをこれまで引き受けてきてくれたことに感謝を伝え、5.背部刺激により生活担当パーツと融合する、6「1〜5」を、パーツの数だけ繰り返す…という、シンプルなセラピーです。

外傷の直面化を最小限にとどめるため、迅速にトラウマ処理を進めることができる可能性が高く、また、治療参加の能動感、融合と年代記作成による統合的統一感をクライエントが得やすいといった特徴があります。

※ USPT=タッピングによる潜在意識下人格の統合法(Unification of Subconscious Personalities by Tapping Therapy)。

【USPTベーシック実践トレーニング 大阪初開催のお知らせ】
現在に焦点化する心理療法も、過去を意図的に扱う心理療法も、ともに有益です。我々が生きているのが「今、ここ」であるという意味においては「現在への焦点化」が必須ですし、人間の心は発達の過程で成り立ってゆくものであるという事実に基づくなら「過去への眼差し」も捨て置くことはできません。
ただ、現在を扱うだけでは思うような改善が望めない患者さんも、残念ながら一定数います。その代表的な疾患が、「過去という幻影が現実以上に生々しくつきまとう」複雑性PTSDと、「過去を無かったものにしようとする悲痛な試みである」解離症/解離性障害ではないでしょうか。
このようなケースでは、過去を扱わない治療は薄っぺらなものとなりがちで、ネグレクトの再演にもなりかねません。その一方、手荒な方法でやみくもに過去を掘り起こせば、flag(明け渡し)反応によって支配の再演がなされるばかりか、「寝た子を起こす」「トラウマを封印した壺の蓋が開く」ことにつながってしまうでしょう。
それではいったい、複雑性PTSDや解離症の患者さんの「過去」を、どうやって扱えばいいのでしょうか?……その答えの1つとして、USPTという解離の治療法があります。USPTとUSPTにまつわる知識・手技は、「過去を安全に扱う」ためのメソッドです。
USPTベーシック実践トレーニング(2日間)では、テキスト・スライドで学ぶ、動画・デモを見て感覚的な理解を深める、実技演習で実際にやってみる、質疑応答…をバランスよく高密度で行うことによって、実臨床で使えるレベルでUSPTを身につけてもらうことを目的としています。これはつまり、人格統合技法(パーツの統合法)のみの習得でなく、患者さんに技法を受けていただく同意を得るためにどうアプローチするか、効果的な枠組みをどのようにクライエントに提示するか…という部分にもフォーカスしたトレーニングを展開するということです。

そして、トレーニング内容の充実に伴うジレンマとして、トレーニングを受けた直後は治療のエッセンスが受講者に内在されても、時間の経過とともにやり方を忘れてしまう……といった事象があり得ますので、とにかく精緻なテキスト(講義・プロトコール・スクリプトで50ページ)を受講者の皆様に配布しています。

アクセス良好な会場を確保しました。大阪府在住の皆様はもちろん、府外に在住の皆様も、ご検討のほどよろしくお願いいたします。

【主な文献】
・ 小栗康平,種倉直道,古田博明ほか(2012).USPT(Unification of Subconscious Personalities by Tapping Therapy)による解離性同一性障害の治療.精神科治療学, 27; 1075-1084.
・ 小栗康平.(2014).症例X―封印された記憶.ジービー
・ USPT研究会(監修).新谷宏伸,十寺智子,小栗康平(編)(2020).USPT入門・解離性障害の新しい治療法―タッピングによる潜在意識下人格の統合―.星和書店
・ 新谷宏伸.(2020).【ICD-11に収載された複雑性PTSDの理解と治療-トラウマケア技法の実際-】Unification of Subconscious Personalities by Tapping Therapy(USPT)による解離症の治療 第二次構造的解離としての複雑性PTSD. 精神神経学雑誌 122巻10号, 764-772(※オープンアクセスでダウンロード可能 ↓)
https://journal.jspn.or.jp/PastContent?year=2020&vol=122&number=10&mag=0
・ 新谷宏伸.(2020). 解離という文脈、USPTというセラピー. Interactional Mind 13, 69-87
・ 池見 陽・浅井伸彦編.(2022).あたらしい日本の心理療法──臨床知の発見と一般化. 遠見書房

【お申込方法・お問合せ先】
◆お申込方法:1.下記URLにアクセスいただき、「トレーニングのお申込みはこちらから」をクリックしてください。→2.必要事項をご記入の上、「送信」ボタンをクリックしてください。
http://link.s315.xrea.com/202504osaka/index.html

◆お問合せ先:このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。 (担当:新谷宏伸)

追加情報

開催日程
2025年1月19日(日)10:00~16:30
会場
Zoomによるオンライン研修
テーマ
「クライエントの状態に合わせた心理療法~ タイプ志向折衷療法(TOET)の考え方と実際」
備考

統合的心理療法の基本から発展的な内容まで、さまざまな切り口で学んでいただけるセミナーシリーズの第3回を開催いたします。

Zoomを使ったオンライン開催ですので、気軽にご受講いただけます。

臨床心理士資格更新ポイント研修としても承認済みです。

追加情報

開催日程
2025年1月12日
会場
刈谷産業振興センター306会議室
テーマ
緊急支援では何が起こるのか、SCは何を準備しておくべきなのか
備考

教育領域で働く心理職のための研修会―緊急支援では何が起こるのか、SCは何を準備しておくべきなのか―(1月12日 開催)

(対面+オンライン開催)

 

自死や事故、不祥事など、生徒にとって衝撃の大きな出来事は、どれだけ丁寧に仕事をしていても不可避的に発生しうるものです。

そして緊急支援自体はベテランの身にも、新人の身にも起こる可能性があり、経験値の多寡にかかわらず簡単にはいかないものです。

今回は主に公立中学校における自死事案をめぐる緊急支援をテーマに、その時何が起き、どのような問題が生じ、どのような対処が必要になるのかについてシンポジウム形式で考えていきたいと思います。

いつ起こるのか、予測のつかない緊急支援への準備の一つとして、本企画をご活用ください。

 

[概要]

 午前のシンポジウムでは、緊急支援時に求められるもの(準備・動き・報連相など/想像力/倫理的判断)について、3名のシンポジストが話題提供を行います。その後、弊室の大津直樹先生の指定討論を挟んだのち、フロアの先生方とのセッションを行います。

 また午後の対話型セミナーでは、明確な正解のないSCが抱える悩みや不安について、登壇者と他のSC同士で対話し、共有・検討する場を設けます。こちらは、同僚と繋がる機会としてもお使いください。他の人の力を借りながら、そして他の人の力になりながら、SCとしての経験値を上げていきましょう。

 

[日時] 1月12日(日)午前シンポジウム(10時00分~13時00分)、午後対話型セミナー(14時30分~16時30分)

[場所] 刈谷産業振興センター or 刈谷市総合文化センター(いずれも刈谷駅から徒歩3分)

[定員] 現地参加40名(午前のオンラインについては無制限)

[登壇者]

シンポジスト:

・村松由美(愛知県SC/豊橋市SC):学校緊急支援~SCとしてどう備えるか~

・中西和紀(カウンセリングオフィスみかわ):緊急支援時に高まる心理職の倫理的リスクについて

・齋藤貴久子(愛知県教育委員会高等学校SCSV):支援者に求められる想像する力・伝える力

指定討論:大津直樹(カウンセリングオフィスみかわ)

司会進行:和田浩平(カウンセリングオフィスみかわ)

[参加費] 

午前シンポジウム:一般3,500円、院生2,500円

午後対話型セミナー:3,500円

午前+午後:一般5,000円、院生4,000円

[申込] https://x.gd/pUrvY

[PDFチラシ] https://x.gd/Kq7CP

※ 臨床心理士資格更新ポイント(ワークショップ型)申請予定

 

追加情報

開催日程
無期限
会場
オンライン
テーマ
アーカイブ視聴「プレイセラピーの「困った」を解決する:効果的な実践へのステップアップ」
備考

アーカイブ視聴「プレイセラピーの「困った」を解決する:効果的な実践へのステップアップ」

■概要

 プレイセラピーの中で、セラピストがどうしたらいいのだろう、と迷い、戸惑い、難しさを感じるときがあります。例えば、制限が必要となるような行動が見られる時、ずっと同じ遊びばかりで表現が展開していかないように感じる時、子どもの遊びの意味がよくわからずただ遊びについて行っているだけに感じる時、などなど・・・

 本セミナーでは、多くのセラピストが「困った」と感じるプレイセラピーに見られる場面をいくつか取り上げ、その出来事の基本的な考え方や解決の方法を講義とディスカッションを通して学んでいきます。「困った」と感じるところは、セラピーがうまく行ってないことを示すネガティブなものと思われがちですが、実は、「困った」には、さらに効果的なプレイセラピーを行なっていくためのステップアップすべき方向性が示されていることが多いのです。

 「困った」をしっかりと考えることで、自分のプレイセラピーに必要なさらなる知識と技法の理解を深め、プレイセラピーを今よりももっと自信を持って行えるようになることを目指します。

■ご用意いただくもの

・紙(コピー用紙などで可)

・色鉛筆やクレヨン

・積み木(もしあれば)

・人形やぬいぐるみを2つほど(もしあれば)

■レジュメの一部

https://s-office-k.com/wp/wp-content/uploads/2024/07/semi-pt-trouble-stepup-resume-image.jpg

■セミナーの様子の一部

https://www.youtube.com/watch?v=yTyldCzSzCA

■本セミナーで学べること

・制限設定の基本的な考え方とその方法

・子どもの主体性を促進する意義とその方法

・子どもの発達を促進し、発達に合ったプレイセラピーの工夫

・表現していること(象徴表現)の理解と促進的介入

・他に参加者の方からの「困った」に応じたテーマ

■講師

湯野貴子 先生

 所属:ファミリーメンタルクリニックまつたに、桜美林大学・明治学院大学・静岡大学 大学院非常勤講師

 資格:臨床心理士、公認心理師

 出身大学院:国際基督教大学大学院

 学会:日本心理臨床学会、日本精神分析学会、Association for Play Therapy

 経歴:教育相談、子ども専門のクリニックの心理士として、また、東京都離島での子育て支援の経験を経て、現在は、医療、教育、福祉、災害緊急支援などの現場で、研修講師や臨床実践、指導を行う。臨床実践では、子どもや家族への遊びを用いた統合的プレイセラピーを行っている。

■収録時間

5時間00分(ワーク含む)

■アーカイブ視聴期間

無期限

■参加費

5,000

体調不良、急用、家庭の用事など個人的な理由であってもキャンセルの場合には返金します。

・支払い方法は銀行振込、コンビニ払い、クレジットカード払いがあります。

・自治体などで請求書払いが必要な方は以下の申し込みフォームからご連絡ください。

https://s-office-k.com/professional/seminar-bill

■オンライン開催

アーカイブ視聴はVimeoを用いています。視聴可能かどうかは以下のテスト視聴のページをご覧ください。映像と音声がうまく再生できていればアーカイブは視聴可能です。

https://vimeo.com/871296525

■参加資格

 臨床心理士、公認心理師、医師、心理職、カウンセラー、精神保健福祉士、社会福祉士、言語聴覚士、理学療法士、作業療法士、介護福祉士、看護師、保育士、教師などの資格をもつ対人援助の専門家、大学院生など。子どもとのプレイセラピーや遊戯療法などに興味を持っていればどなたでも参加可能です。

■臨床心理士更新ポイント

臨床心理士の更新のためのポイントを2条(4)の項目(2ポイント)で申請する予定です。また、アーカイブ視聴でもポイント取得可能です。

■申し込み期日

無期限

■主催

()心理オフィスK https://s-office-k.com/

■その他のセミナーの一覧

https://s-office-k.com/professional/seminars

■詳細と申し込み

参加希望者は以下から申し込みください。

https://s-office-k.com/product/semi-pt-trouble-stepup